ユヴェントスが2017年に魅せた美しいゴールシーンを振り返ろう
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最終更新日:2020/07/17
サッカー
ユヴェントスが2017年に魅せた美しいゴールシーンを振り返ろう
イタリアの名門であり、世界最高のチームの1つでもあるユヴェントス。
これまでプラティニ、ジダン、バッジョ、デルピエロ、ピルロ、ブッフォンなど、多くの世界最高の選手が在籍してきました。
そんなユヴェントスが2017年のレアル・マドリード戦で魅せた美しいゴールは、当時絶賛されていましたね。
そこで、ユヴェントスが2017年に魅せた美しいゴールシーンにスポットを当てて詳しくご紹介していきます。
ユヴェントスが2017年に魅せた美しいゴールシーンを振り返ろう
こちらの動画では、ユヴェントスが2017年のレアル・マドリード戦で魅せた美しいゴールシーンが見られます。
多くの選手が攻撃に絡み、1つ1つの技術が素晴らしく、芸術的なゴールでした。
そこで、動画のゴールシーンで注目してほしい技術をいくつか詳しく解説していきます。
技術①DFラインからのロングパス
まず注目してほしいポイントが、攻撃のスイッチが入ったDFラインからのロングパスです。
ユヴェントスは後方から1発のパスで決定的なチャンスを作り出せる選手がいました。
ピルロやボヌッチなどがまさにそのタイプの選手ですね。
そして、このロングボールは鋭いライナーのボールではなく、あえて空中時間が長いボールを蹴っています。
なぜなら、左サイドを走り出している選手が、ボールに追いつくための時間を作り出すためです。
もしライナーで鋭いボールを蹴っていたら、左サイドの選手は追いついていなかったかもしれません。
このように、ちょっとしたボールの軌道だけで、つぎの展開が大きく変わります。
技術②ロングパスをワンタッチでクロス
つぎに注目してほしいポイントが、ロングパスをワンタッチでクロスを上げた技術です。
ダッシュしながら長い距離を走り、なおかつワンタッチで正確にクロスを上げるのは、とても難しい技術です。
簡単にプレーされていますが、ボディバランスや状況把握力、クロス精度など、さまざまな能力を持ち合わせていなければできない技術でした。
③コントロール&シュート
そして、1番注目してほしいポイントが、ゴールを決めた選手のコントロール&シュートです。
おそらく、このプレーはパスがきた瞬間に思い浮かんだシュート方法だったのではないでしょうか。
常トラップはDFから距離を離すために少し後ろ気味にコントロールし、さらにボレーシュートの体勢が作れるように、ボールを上方向にコントロールして時間を稼いでいました。
コントロールからシュートまでに一切無駄がなく、完璧なゴールシーンでしたね。
こちらの記事を担当して頂いたのは「Croud Works」でWEBライターをしているyukito.hさんです。Twitterなどのサッカー動画からその選手やプレーの魅力を記事にしています。
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