フランチェスコ・トッティ魅惑のループシュート
公開日:
:
最終更新日:2020/07/16
サッカー
イタリア代表として活躍し、ローマではゼロトップシステムを切り開いたフランチェスコ・トッティ。
ファンタジスタと評されたフランチェスコ・トッティは、美しいシュートやパスで観客を魅了しした選手でした。
フランチェスコ・トッティの10番の姿に、憧れを持った方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなフランチェスコ・トッティが得意としていたループシュートにスポットを当ててご紹介していきます。
フランチェスコ・トッティ魅惑のループシュート
こちらの動画では、フランチェスコ・トッティ魅惑のループシュートが見られます。
フランチェスコ・トッティは1つ1つのボールタッチが非常に繊細で、ワンプレーで決定的なチャンスを作り出せる選手でしたね。
もともとはトップ下として古典的な司令塔というイメージでしたが、ローマがゼロトップシステムを導入すると、前線でトッティの良さが前面に出た印象です。
中でも、ワンタッチのフリックパスは魅力的でした。
視野の広さ、パスセンス、空間認知力があるトッティだからこそできる技だったでしょう。
そして、フランチェスコ・トッティにはもう1つトッティにしかできない美しい技があります。
それが、ループシュートでした。
フランチェスコ・トッティのループシュート
フランチェスコ・トッティのループシュートはボールの軌道が美しく、まさにゴールに吸い込まれるようなシュートばかりでした。
もちろん強烈なシュートも決めるのですが、やはり印象に残るのはループシュートですね。
また、ループ技術はシュートだけでなく、パスにも活かされていました。
ボールを浮かしたフリックパスは芸術的で、ローマの攻撃を活性化させるポイントでもありましたね。
なぜフランチェスコ・トッティのループシュートやパスがあれだけ成功していたのか、それは誰よりも空間認知力に優れていたからではないでしょうか。
どこにスペースがあり、どのくらいの強さでボールを蹴り出せばちょうど良くその場所に届くのか、それらを一瞬に判断できる能力がありました。
この能力は練習して習得できるようなものではなく、経験によって得られるものだと思われます。
こちらの記事を担当して頂いたのは「Croud Works」でWEBライターをしているyukito.hさんです。Twitterなどのサッカー動画からその選手やプレーの魅力を記事にしています。
関連記事
-
-
ブラジルの魔術師フィリペ・コウチーニョがどんな能力に優れているのか
ブラジルの魔術師フィリペ・コウチーニョはどんな能力に優れているのか ブラジル代表であり、ドイ
-
-
リオネル・メッシの世界No.1のプレー
リオネル・メッシの世界No.1のプレー 世界最高の選手であり、魔法の左足で考えられないプレー
-
-
現代サッカーのファンタジスタ メスト・エジルとは
現代サッカーのファンタジスタ メスト・エジルとは プレミアのビッグクラブ・アーセナルに所属し
-
-
アルトゥーロ・ビダルのプレースタイルを解説!
アルトゥーロ・ビダルのプレースタイルを解説! 現在バルセロナでプレーしている、アルトゥーロ・
-
-
日本でもプレーしたルーカス・ポドルスキを振り返ろう
日本でもプレーしたルーカス・ポドルスキを振り返ろう! Jリーグのヴィッセル神戸でもプレーした
-
-
ユヴェントスが2017年に魅せた美しいゴールシーンを振り返ろう
ユヴェントスが2017年に魅せた美しいゴールシーンを振り返ろう イタリアの名門であり、世界最
-
-
アザール魅惑のドリブル研究
アザールのドリブルはなぜ止められないのか。3つのポイントを解説 ベルギー代表とレアル・マドリ
-
-
サディオ・マネのプレースタイル分析
サディオ・マネのプレースタイルを解説! リヴァプールの10番として活躍されている、セネガル代
-
-
デビッド・ベッカム〜世界最高のキックを振り返ろう〜
デビッド・ベッカム〜世界最高のキックを振り返ろう〜 歴代最高のキックセンスの持ち主はと聞かれ
-
-
ファビオ・カンナヴァーロの美しい守備を振り返ろう
ファビオ・カンナヴァーロの美しい守備を振り返ろう パオロ・マルディーニ後のイタリア代表キャプ