ロナウドの怪物的なスーパープレーを振り返ろう!ボールキープのポイントを解説
公開日:
:
最終更新日:2020/07/04
サッカー
元ブラジル代表の怪物・ロナウドをご存知でしょうか。
ロナウドは全盛期の頃は誰にも止められないのほど、まさに怪物的な選手でした。
バルセロナ、インテル、レアル・マドリード、ミランと強豪チームを渡り歩いてきたロナウドですが、今回はインテル時代のスーパープレーにスポットを当ててご紹介していきます。
ロナウドのインテル時代のスーパープレーを振り返ろう
こちらの動画では、インテル時代のロナウドのスーパープレー集が見られます。
とくに注目してほしいプレーが、動画の最初のシーンです。
ロナウドは2、3人に囲まれながらも、巧みなテクニックを披露し、いとも簡単にいなしてしまいました。
なぜ、ロナウドはここまで簡単にボールをキープしてしまうのでしょうか。
ロナウドのボールキープには、いくつかポイントがあったのです。
ポイント①相手を引きつけるボールタッチ
ロナウドのキープ時のボールの置き所に注目してみると、あえて相手の近くにボールをさらしていることがわかります。
なぜ相手の近くにボールをさらすのか、それは相手にボールが奪えると思い込ませ、飛び込ませることが目的です。
ロナウドのように相手を見ながらドリブルできる選手は、飛び込んでくる相手に対して簡単に逆をとれてしまいます。
だからこそ、2、3人に囲まれたとしても、あれだけ落ち着いてボールキープできるのでしょう。
ポイント②体の入れ方が上手い
2人目の相手がプレッシャーをかけてきた場面に注目していただくと、ボールを相手から遠ざけた瞬間に、相手とボールの間に素早く自分の体を入れていることがわかります。
相手とボールの間に体を入れることで、相手はボールから遠くなり、ボールを奪うことが難しくなるのです。
このプレーはボールキープの基本でもありますが、キープ力がある選手は体の入れ方・使い方が非常に上手いです。
ポイント③圧倒的なテクニック「エラシコ」
こちらはボールキープとは異なりますが、圧倒的なテクニックである「エラシコ」は注目してほしいテクニックです。
エラシコと聞くと、同じく元ブラジル代表のロナウジーニョを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、ロナウドのエラシコもキレと滑らかさがあり、ロナウドらしいテクニックを披露していました。
エラシコはアウトサイドでボールを転がすことで相手を食いつかせて、すかさずインサイドでボールを出して相手を交わすテクニックです。
ロナウドのエラシコは、アウトサイドのタッチ時間と距離が長く、より相手が騙されやすいものでした。
まさに、エラシコのお手本といえるプレーでしょう。
こちらの記事を担当して頂いたのは「Croud Works」でWEBライターをしているyukito.hさんです。
Twitterなどのサッカー動画からその選手やプレーの魅力を記事にしています。

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