デル・ピエロが魅せた相手を翻弄したシュート

  • 2020年6月29日
  • 2020年6月29日
  • サッカー
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デル・ピエロが魅せた相手を翻弄したシュート

イタリアのファンタジスタと評されたアレッサンドロ・デル・ピエロ。

デル・ピエロといえば、「45度シュート」と思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

テクニックやドリブル技術はもちろん、デル・ピエロのシュートはまさに芸術的でした。

今回は、デル・ピエロがレアル・マドリード戦で魅せた相手を翻弄したシュートを詳しく解説していきます。

デル・ピエロが魅せた相手を翻弄したシュート

https://twitter.com/championsleague/status/1260859840043397121?s=21

こちらの動画では、デル・ピエロがレアル・マドリード戦で魅せた、相手を翻弄したシュートシーンが見られます。

トラップからドリブル、そしてシュートまでの動きに一切無駄のない、まさにデル・ピエロらしい美しいゴールでした。

このシーンでは、DFも2人対応しており、簡単にシュートを決められるような場面ではありません。

しかし、デル・ピエロはいくつか高等技術を披露し、ゴールを決めています。

その高等技術とは、一体どんなプレーなのでしょうか。

高等技術①1発の足元に収めたトラップ

まずプレーの始まりは、高く上がったボールを1発の簡単に足元に収めたトラップからでした。

このトラップも簡単に行っていますが、DFのプレッシャーも感じている中であれだけ柔らかく、落ち着いたトラップはなかなかできません。

1発のトラップで次のプレーがしやすい場所へコントロールできたからこそ、ドリブルまでのスピードがスムーズだったのです。

高等技術②キックフェイントを織り交ぜたドリブル

DF2人を翻弄したのは、キックフェイントを織り交ぜたドリブルでしたね。

ゴール前でのキックフェイントは、DFと対峙したときに有効的なフェイントです。

さらにデル・ピエロのようにシュートが上手く、得点能力がある選手が行えば、尚更効果的でしょう。

そして、もう1つ注目してほしいのが、キックフェイントをした後のアウトサイドのボールタッチ。

キックフェイントで相手の重心をずらし、素早くアウトサイドでボールタッチしてシュートできる位置にコントロールしたからこそ、狭いコースでもシュートを決められたのです。

高等技術③GKを騙したシュート

今回のシュートは、デル・ピエロお得意のフォアを巻いたシュートではなく、GKを騙したニアサイドへのシュートでした。

サイドよりから中央へ切り込んでシュートを打つ場合、GKはまずフォアサイドへのシュートを警戒します。

さらにDFがニアのコースを切っていたことで、フォアサイドへの意識がより強かったでしょう。

デル・ピエロは状況を理解した上で、GKの逆をつくニアサイドへのシュートを選択しました。

あの状況でも簡単にゴールを決めてしまうデル・ピエロは、まさに天才的なサッカー選手だったでしょう。

こちらの記事を担当して頂いたのは「Croud Works」でWEBライターをしているyukito.hさんです。Twitterなどのサッカー動画からその選手やプレーの魅力を記事にしています。

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