セスク・ファブレガス魅惑のパス技術
アーセナル・バルセロナ・チェルシーとビッククラブを渡り歩いてきたセスク・ファブレガス。
33歳になった今では、ASモナコに所属しています。
アーセナル時代からその才能を発揮し、アシストもでき得点も奪えるMFとして凄かったですね。
その中でも印象に残っているのが、やはり華麗なパスでしょう。
そこで、セスク・ファブレガス魅惑のパス技術について詳しく解説していきます。
セスク・ファブレガス魅惑のパス技術
こちらの動画では、セスクのアーセナル時代の美しいプレーが見られます。
セスクのプレーはシンプルながら素早く的確で、展開が早いプレミアリーグにマッチする選手でした。
バルセロナでは最後までポゼッションサッカーのテンポに合わなかったものの、持ち前の得点力を発揮しています。
セスクはボランチならCFの中央ラインでプレー可能で、どの位置からでも決定的なパスが出せる選手でした。
そこで、具体的にセスクのパスのどこが凄かったのか、詳しく解説していきます。
①ショート〜ロングパスの精度
セスクはショート〜ロングパスの精度が素晴らしく、とくにミドル〜ロングパスのセンスは抜群でした。
ショートパスでリズムを作り、チャンスがあれば積極的に相手DFライン裏へボールを送り込みます。
アーセナルやチェルシーでは、前に早い攻撃を展開する中で、セスクのパスが良いアクセントになっていました。
②柔らかいパス
セスクはジェラードやシャビ・アロンソのような鋭いロングパスというよりは、ピルロのような柔らかいロングパスを出します。
味方の走り出すタイミングやスピードに合わせて蹴られたボールは、美しい軌道を描いて味方の元へ届けられます。
このパスはまさにセスクらしい技術であり、見ていても惚れ惚れしてしまうパスですね。
③決定的なスルーパス
セスクはロングパスで決定的なチャンスを作り出すことはもちろん、PA付近からのスルーパスセンスも抜群の選手です。
視野が広く、空間認識能力にも優れているため、いとも簡単に狭いスペースへパスを通してしまいます。
セスクは判断力にも優れているため、無駄なプレーが少なく、的確なタイミングでパスを出せるMFです。
現在33歳とベテランの域に差し掛かっていますが、まだまだセスクにしか出せない最高のパスを魅せてくれてほしいですね。
こちらの記事を担当して頂いたのは「Croud Works」でWEBライターをしているyukito.hさんです。Twitterなどのサッカー動画からその選手やプレーの魅力を記事にしています。