ファビオ・カンナヴァーロの美しい守備を振り返ろう
パオロ・マルディーニ後のイタリア代表キャプテンを任され、イタリアゴールにカテナチオをかけ続けた世界最高のCBファビオ・カンナヴァーロ。
カンナヴァーロの守備はとても美しく、見ていてスカッとするほどきれいにボールを奪います。
インテル・ユヴェントス・レアルマドリードなどのビッククラブで活躍されたカンナヴァーロは、どんな能力に優れていたのでしょうか。
そこで、カンナヴァーロの美しい守備を振り返っていきます。
ファビオ・カンナヴァーロの美しい守備を振り返ろう
こちらの動画では、カンナヴァーロの美しいディフェンス集が見られます。
動画を見ていただくとわかりますが、カンナヴァーロの守備は美しく、華麗な動きで相手の攻撃をシャットアウトしていました。
カンナヴァーロは2006年W杯ドイツ大会で優勝を経験しました。
同大会でも圧倒的な守備でチームを統率していたカンナヴァーロは、2006年にCBながらバロンドールを受賞しています。
さらに、イタリア連盟MVP・UEFAベストイレブン・FIFA最優秀選手賞にも輝きました。
そんなカンナヴァーロは、どんな能力に優れていたのでしょうか。
①空中戦の強さ
カンナヴァーロは身長が176cmで、決して大きいわけではありません。
しかし、誰よりもヘディングが強く、空中戦に絶対の自信を持っている選手でした。
体のぶつけ方や飛ぶタイミング、相手の動きを妨害する技術など、空中戦に必要なDF力を全てを持ち合わせています。
②危機察知能力、ポジショニング
カンナヴァーロは誰よりも危険なエリアを理解していた選手であり、その場の状況に合わせて常に良いポジショニングを撮っていました。
だからこそ決定的なチャンスの場面にはいつもカンナヴァーロが現れ、何事もなかったかのようにボールを奪い去ります。
セカンドボールを拾う能力にも優れ、ポジショニングの天才でした。
③ラインコントロール
カンナヴァーロは統率力に優れたDFで、ラインコントロールも素晴らしかったです。
カンナヴァーロがいたからこそ、イタリア代表やクラブは多くの失点を阻止できたといっても過言ではありません。
2006年W杯でも、多くのピンチを阻止していました。
だからこそ、CBの選手でありながら、バロンドールを獲得できたのでしょう。
それだけカンナヴァーロの守備力は圧倒的であり、完璧なCBでした。
こちらの記事を担当して頂いたのは「Croud Works」でWEBライターをしているyukito.hさんです。Twitterなどのサッカー動画からその選手やプレーの魅力を記事にしています。