世界最高のパサー シャビ・エルナンデスを振り返ろう
スペインの名門・バルセロナで育ち、世界最高のパサーと評されたシャビ・エルナンデス。
引退後は監督業に進み、現在はアル・サッドの監督をしています。
現役時代から頭がキレる選手であり、サッカーを理解していた選手でしょう。
そんなシャビ・エルナンデスの魅力やどんなプレースタイルだったのか気になります。
そこで、世界最高のパサーであるシャビ・エルナンデスの魅力やプレースタイルについて詳しく解説していきます。
世界最高のパサーであるシャビ・エルナンデスの魅力
こちらの動画では、シャビ・エルナンデスの魅力であるパスが見られます。
シャビ・エルナンデスはパス精度やキック精度に優れ、中でもショートパスの精度は突出していました。
パスでゲームにリズムを刻み、チャンスがあれば1本のスルーパスで決定的なチャンスを演出します。
バルセロナの黄金期では、中盤でチームを支え、シャビ・エルナンデスがいたからこそポゼッションスタイルでタイトルを獲得できたといっても過言ではありません。
次の章からは、シャビ・エルナンデスのプレースタイルについて解説していきます。
プレースタイル①パス精度の高さ
シャビ・エルナンデスは、バルセロナの中でも突出したパス精度を持つ選手でした。
必ずシャビ・エルナンデスを経由してパスが回り、そのスタイルはバルセロナでもスペン代表でも同じでした。
ポゼッションを志向するチームでは、シャビエルナンデスのような選手が必ず必要であり、実際シャビ・エルナンデス退団後のバルセロナは以前のポゼッションプレーができなくなっています。
それだけシャビ・エルナンデスは偉大なMFであり、ここまでの選手はなかなか出てこないでしょう。
プレースタイル②視野の広さ、判断力
シャビ・エルナンデスは視野の広さに優れ、誰よりも判断力に優れた選手でした。
決してスピードがある選手ではありませんが、考えるスピードが誰よりも速いため、対峙した選手はシャビ・エルナンデスが最も速い選手だと感じるでしょう。
シャビ・エルナンデスのプレーには全く無駄がなく、1つ1つのプレーを正確かつ素早く行っていました。
プレースタイル③テクニック、キープ力
シャビ・エルナンデスはパスだけに優れた選手ではありません。
足元のテクニックに優れ、圧倒的なキープ力でMFに君臨していました。
身長も小さく、フィジカル面に優れていたわけでもありませんが、体の使い方が上手いため全くボールを奪われません。
シャビ・エルナンデスはパスセンスとキープ力、そして判断力に優れた選手であり、歴代でもトップクラスのMFだったでしょう。
こちらの記事を担当して頂いたのは「Croud Works」でWEBライターをしているyukito.hさんです。Twitterなどのサッカー動画からその選手やプレーの魅力を記事にしています。